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アシドが4周年を迎えました。

2026.08.27

アシドが4周年を迎えました。

本日2026年8月27日、大分のeスポーツ体験施設「アシド / WASD」は4周年を迎えました。

日頃から遊びに来てくれるお客さま、
お店を支えてくれるスタッフ、
そして温かく見守ってくださる関係者のみなさま。

心からありがとうございます。

4年目を振り返って

この1年は、自分の中で「確認と答え合わせ」をするような日々だった気がする。

オープンからの数年間は、とにかく勢いと夢中で走ってきた。

しかし4年目ともなると、ふと立ち止まって、色々なことを冷静に考える時間が生まれてくる。

これまでやってきたことは、お客さまの役に立っているのだろうか。

この場所を、自分自身はどう続けていきたいのだろうか。

そして「eスポーツ」や「ゲーム」とは何なのだろうか。

そんな根本的な問いと静かに向き合い続けた1年だった。

正直なところ、地方でこうしたゲーム拠点を続けていくのは、今も変わらず手探りで、簡単なことばかりではない。

他eスポーツ店舗が形を変えたり、撤退を選んだりする話を聞くたび、その難しさや悩みには深く頷いてしまう。

タイトルの選定、許諾のハードル、イベントのあり方。

何が正解なのか、私自身も手探りで悩み続けているのが本音だ。

確かな進歩

ただ、悩んでばかりでもない。

やめずに続けてきたからこそ、目の前に育ってきたものもある。

ひとつは、アシドという「場所」そのものを好きでいてくれる人が増えたことだ。

いつもの顔なじみのお客さまはもちろん、帰省のたびに「ただいま」という感じで寄ってくれる人、進学で大分を離れた後に「また戻ってきました」と顔を出してみせてくれる人。

アシドを生活の一部として必要としてくれるコミュニティが、少しずつ、温かく育っている。

もうひとつは、新しい繋がりだ。

アシドが入っているビルにある「勇志国際高等学校」さまとの協力関係ができたこと。

先生や生徒の皆さんがアシドを活用してくれており、若い世代や教育の現場で、ゲームが持つ良さが届いていることを実感できて嬉しい。

原点にある、小さな成功体験

少し個人的な思い出話をすると、私にはゲームに関する小さな成功体験がある。

小学生の頃、地元のデパート(トキハ)で開催されたゲーム大会に出た。

タイトルは「赤い帽子と青いオーバーオールを着たヒゲのイタリア人配管工を操り、ブロックを割りながら右へ右へと進んでいくアクションゲーム」だ。

ギャラリーが大勢見守る中、ソワソワしながらコントローラーを握り締め、結果は10位。

私が手にしたのは「ミニ四駆」だった。

トップには届かなかったものの、自分の好きなゲームで人に認められた、人生で初めての体験。

10位のミニ四駆を胸に抱えて帰ったあの日の高揚感は、今でも鮮明に覚えている。

特別にうまいわけではなくても、あの熱気の中に立てたこと自体がすごく嬉しかった。

自分がかつて味わったあの興奮や「なんか楽しかったな」という感覚を、今度はアシドを通じて、誰かに届けることができたらと思っている。

5年目のアシドは「ゲームを使って何でも楽しいことができる場所へ」

これまで色々な人と関わる中で、プレイするだけにとどまらない、ゲームの多様な面白さを教えてもらった。

司会や実況、配信、広報、イベント企画、あるいはデータの分析。

ゲームの周りには、色々な人の「好き」や「得意」が活きる居場所がある。

「eスポーツ」という少し堅苦しい言葉に縛られすぎず、「ゲーム」という大きな括りで自分の頭を整理してみる。

そうすると、まだまだ挑戦できる面白そうなことがたくさん残されていると感じる。

プレイだけじゃない。

「ゲームを使って何でも楽しいことができるアシド」へ。

5年目も肩の力を抜きつつ、目の前のお客さまと一緒に面白がっていきたい。

スタッフ、協力会社さま、そして足を運んでくれるすべてのお客さまへ。

感謝を込めて。5年目のアシドも、どうぞよろしくお願いいたします。